AGCは12月24日、カナダの気候変動関連スタートアップ「CERT systems」との間で、電気分解技術を用いたCO2を原料としたエチレンの製造検討に関する共同研究契約を締結したことを発表した。
樹脂材料であるエチレンをCO2由来に置き換える検討を開始
2050年のカーボンニュートラル実現に向けた革新技術として、CO2を回収・利用するCCU技術が注目されている。中期経営計画「AGC plus-2026」において主要戦略の1つに“サステナビリティ経営の深化”を定めるAGCグループは、2050年のカーボン・ネットゼロを目標に掲げ、技術開発を進めている。