米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャーセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は12月18日(米国時間)、「(PDF) Mobile Communications Best Practice Guidance」において、モバイル通信のベストプラクティスガイダンスを発表した。
これは米国の大手通信事業者「Verizon」「AT&T」「Lumen Technologies」など複数の事業者が、中国の国家支援を受けているとみられる脅威グループ「Salt Typhoon」に侵害された事案を受けてのもの。
攻撃の目的は「米国政府の合法的なネットワーク盗聴要請に使用されるシステム」への不正アクセスを介した情報収集とみられている(参考:「AT&T, Verizon reportedly hacked to target US govt wiretapping platform」)。