自社ブランドの化粧品を店舗やECで展開するライフスタイルカンパニーは、ECを軸に国内外で販売を強化していく。2025年7月期の売上高は18億円を計画する。今期の売り上げは前年同月比で70~80%増で推移しているという。
同社は今期で5期目を迎えた。自社ブランドのアジアコスメを中心に国内の店舗での販売、ECモールや海外でも販売展開している。売り上げの内訳は海外が1割、国内の店舗販売が6割、オンラインが3割となっている。
今後は、国内の店舗とオンラインの売上比率を同じ水準にし、海外売り上げを約2割程度に引き上げる計画だ。商品構成は「自社ブランドの比率を7~8割に引き上げ、新商品を多く展開していく」(菊池尚社長)。すでに毎月2品目のペースで新商品を投入しているとしている。
ECを軸に置いた成長は海外向け強化でもあるという。「海外は店舗ではなく、ECから店舗への流通が基準になりつつある。ECで実績を積むことが鍵となる」(同)とみている。
海外では先行して展開しているTikTokのショップ展開にも取り組んでいる。