NISSOホールディングスの子会社で製造派遣・製造請負などを手掛ける日総工産は12月19日、熊本県立技術短期大学校(熊本県立技術短大)と、半導体関連人材の育成を図るための協定を締結したことを発表した。

熊本県立技術短大では、2024年4月に「半導体とそれをつくる半導体製造装置の基礎技術を学び、新たなシリコンアイランドで活躍する人材」の育成をテーマとした半導体技術科を新設。今回の協定締結は、そうしたテーマを掲げて半導体人材の育成を進めようとしている同校と、日総工産が同社の人材育成方針にしたがって熊本で推進してきた人材育成における拠点づくり、ならびに同拠点で進められてきた半導体製造装置を用いた教育プログラムが合致したことが背景にあるという。

同協定に基づき、今後、両者は相互に連携・協力して半導体関連の教育・訓練活動を行うことで、熊本県における将来の半導体関連人材の育成を推進するとしており、具体的には同校の生徒向けにカスタマイズした実習プログラムを、日総工産の教育訓練施設である日総テクニカルセンター熊本にて2025年4月以降、実習形式で実施することを予定しているという。

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