電通デジタルは12月19日、ビジネス拡大と組織体制強化を加速させるため、注力領域であるAI活用支援および統合サービス提供においてチーフ・オフィサーを新設すると発表した。

「CAIO」「CSO」新設

2025年1月1日付で「CAIO(Chief AI Officer:最高AI責任者)」に山本覚氏(現:執行役員 データ&AI部門長)が、「CSO(Chief Sales Officer:最高営業責任者)」に岡田将氏(現:統合ビジネスプロデュース室 部門長)が就任する。

  • 山本覚氏 略歴

  • 岡田将氏 略歴

同社は今後のビジネス拡大に向け、昨今の生成AIの急速な進化と社会実装を背景としたAI活用支援と、当社の強みであるデジタルにおける統合サービスの提供を経営上の最重要テーマとして位置づけた。

その体制強化を図るため、新たなポジションとして「CAIO」「CSO」を新設するとともに、各事業における新組織の組成および増強を行う。

「AI Native Twin」始動

今回新たに、CAIOに就任する山本氏の指揮の下、電通デジタルすべての事業におけるAI活用を促進する横断組織 「AI Native Twin」を組成しプロジェクトを始動する。

「AI Native Twin」では各事業領域に対してAI活用のミッションを課し、各領域および全社横断による事業の深化とともに、工数削減による社員のイノベーション創出を推進する。