STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、フランスのエネルギー会社ENGIE Renewable SEAならびにENGIEとマレーシアの太陽光エネルギー開発企業であるConextone Energyの共同事業体BKH Solarと、21年間の電力購入契約(PPA)を締結したことを発表した。
同契約では、マレーシアのクダー州に建設された太陽光発電所から、年間約50GWhの再生可能エネルギーがSTがマレーシアのジョホール州に保有するテスト・組み立て(後工程)工場へと、年間約50GWhの再生可能エネルギーが2025年から供給される予定だという。
なお、マレーシアでは新たな太陽光発電プロジェクトとして30MWの供給が計画されており、そのうちの約50GWhの再生可能電力が毎年STの向上へと供給されることとなる。STでは、2027年までのカーボンニュートラル実現および再生可能エネルギー使用率100%という目標を掲げており、今回の契約についてSTでは、サステナビリティにおける変革を進める上で大きな役割を果たすものとなると説明している。