スペースワンは、12月15日11時に予定していたカイロスロケット2号機の打上げの日程を変更すると発表。「10時20分からの最終判断において天候分析の結果、強風の影響が大きく打上げは不可と判断した」として、15日中の打上げを取り止めた。新しい打上げ日程は決定次第、知らせるとしている。
同社はこのあと串本町で、報道関係者向けの説明会を実施予定。記者会見に先がけて、和歌山県の岸本周平知事がふたたび報道関係者へのぶら下がり取材に応じ、「残念な気持ちは少しあるが、次の打上げを期待を持って待ちたい。一般来場者は14日に5,000人ほど、今日はその半分ほどが来たそうで、天候をよく調べて明日中に(打上げの日程を)決定されるというふうに(スペースワンの豊田社長から)聞いている。(ロケットの)機体に問題はないわけなので、慎重にも慎重の上に成功を期待したい。和歌山県をあげて応援している」と話した。