オムロンのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるオムロンベンチャーズは12月12日、福利厚生サービスを手掛けるHQに出資したことを発表した。
HQは、次世代福利厚生プラットフォーム「カフェテリアHQ」やリモートワーク環境整備プラットフォーム「リモートHQ」を開発・提供している。
2020年におこなわれた第64回福利厚生費調査報告書によると、日本企業の法定外福利費の多くは、持家補助などの住宅関連、ショッピング・保険などのライフサポートやレクリエーション活動に使われているという。
企業の福利厚生制度は、時代とともに多様化するニーズや複雑化する運営、人材の流動的な働き方への変化から変革を求められている。このような背景からHQが福利厚生が企業と社員の双方のニーズに応え、より企業と個の生産性の向上を実現するように開発したのがカフェテリアHQだ。