自動倉庫システムを提供するRENATUS ROBOTICS(レナトスロボティクス)は12月9日、TRUST SMITH(トラストスミス)からロボットアーム制御AIを買収し、無人ピッキングシステムの開発を開始した。ピッキングの工程も自動化することで、EC出荷作業の完全無人化を目指すという。
AIを用いたロボットアーム制御技術「ADAM SMITH(アダムスミス)」は、棚から引き出した商品を出荷箱へ移す「ピッキング」の工程を自動化する。自動倉庫システム「RENATUS」と組み合わせることで、EC向け発送センターの全作業量のうち60~70%を無人化するという。
▲ロボットアームのイメージ
2025年までに「ADAM SMITH」の実証実験を終え、米国で建設予定の自社倉庫への導入を進める予定だ。