ACD、「独身の日」に清酒・焼酎の販売好調 売上は26%成長

ANAホールディングスが出資する中国進出総合支援会社のACD(エーシーディ)は12月3日、「独身の日(ダブルイレブン)」の実績を発表、同社が運営する「全日空海外旗艦店」のGMV(流通取引総額)が、過去最高の前年比26%増となったことを明らかにした。

開催期間中の注文件数は同19%増を記録したという。セール初日には、「清酒焼酎ランキングトップ20」に同社が扱う16商品がランクイン。期間中を通して延べ23商品がランクインしたとしている。

▲「全日空海外旗艦店」の販売の流れ

同社によると、今回の「独身の日」は、アリババと京東(ジンドン)が、物流・決済分野で提携を開始するなど、セールに参加する各社が協力して市場を拡大しようとする様子が見受けられたそうだ。

例年はセール中、特に盛り上がるタイミングがあるというが、今年は全体的に穏やかで、冷静に商品を選び、購買を行う様子が目立ったとしている。