日本ヒューレット・パッカード(HPE)は12月12日、2025年度の事業方針説明会を開催した。同社は「Leading Edge-to-Cloud Company」になることを目指しており、その中核を担うAIやハイブリッドクラウドなどに関する戦略を発表した。

同説明会に登壇した代表執行役員社長の望月弘一氏は「ベンダーニュートラル・クラウドニュートラルな第三極のクラウドプラットフォームを提供し、顧客のビジネス変革を支援することがわれわれの使命。組織が必要とするデータ駆動型トランスフォーメーションを推進していく」と切り出した。

  • 日本ヒューレット・パッカード 代表執行役員社長 望月弘一氏

    日本ヒューレット・パッカード 代表執行役員社長 望月弘一氏

NVIDIAと協業するHPE、望月社長「AIをシンプルに」

HPEはAIのライフサイクル全体にソリューションを提供している。AIや機械学習(ML)に求める要件は多岐にわたり、AIモデルのトレーニングや推論、生成AIとハイパフォーマンスコンピューティングの準備、そしてセキュリティやリスク、コンプライアンスの強化などさまざまだ。

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