富士通は12月12日、セキュリティの攻撃や防御などに特化したスキルやナレッジを持つ複数のAIエージェントを連携させることで、ITシステムの脆弱性を悪用する攻撃や生成AIへの攻撃といった新たな脅威へのプロアクティブなセキュリティ対策を支援するマルチAIエージェントセキュリティ技術を開発したことを発表した。
今回開発した技術は、組織や拠点をまたぐ複数のAIエージェントを連携できるマルチAIエージェント連携技術、プロアクティブなセキュリティ対策に必要なAIエージェントを実現するセキュリティAIエージェント技術、生成AIのセキュリティ耐性について自動で確認し攻撃を自動的に防御・緩和する生成AIセキュリティ強化技術の3つの技術で構成される。