筑波技術大学と電通、電通総研、ミツエーリンクスは12月11日、障がいのある人をはじめとする、従来のデザインプロセスからは除外されることが多かった人々に参画してもらいながら、新しいプロダクトやビジネス価値をつくる手法「インクルーシブデザイン」をテーマにした、共同研究プロジェクトを同日より開始することを発表した。
国内で唯一の聴覚障がい者・視覚障がい者のための大学である筑波技術大学と、国内電通グループ3社が連携し、社会のインクルージョン促進に向けた研究を進め、誰もが利用しやすい製品づくり、生活しやすい環境づくりを目指す。
また、共同研究をもとに、協力企業との具体的なプロジェクトを通じて当事者視点を踏まえた事業開発や課題解決を支援し、よりインクルーシブな社会の実現に向けた活動に取り組む。