mitorizは12月2日、物流企業のロジカムとアライアンス契約を締結したと発表した。両社のリソースを活用した協働により、mitorizが運営するフードロス・余剰在庫削減ECサイトのサービス拡充を図り、フードロスという社会課題の解決へのさらなる貢献を目指す。
mitorizは、フィールドマーケティング事業において多数のメーカーと取引を行っており、コロナ禍の影響で多くのメーカーが余剰在庫に悩んでいる状況を目の当たりにしてきた。主婦を中心とした自社の登録キャストから、増税や値上げによる家計への影響を耳にする機会も増加し、国際的に食品ロス/在庫ロス削減の機運が益々高まるなかで、メーカーと消費者の間をつなぐことで、「まだ食べられる、まだ使えるのに処分されてしまう商品を必要とする人におトクに届け、ロス削減にも貢献したい」という思いから、フードロス・余剰在庫削減ECサイト「買っトク!Ponta」「ロス活Shop」を立ち上げ・運営している。
このほど、「物流をもっと気軽に、もっと身近に」をコンセプトに掲げ、物流事業を展開するロジカムと、mitorizが運営するフードロス・余剰在庫削減ECサイトのサービス拡充を図り、フードロスという社会課題解決にさらに貢献するためアライアンス契約を締結した
この提携により、ロジカムの物流インフラと専門知識を、mitorizが運営するフードロス・余剰在庫削減ECサイト「買っトク!Ponta」と「ロス活Shop」に組み込み、協働の第1弾として、2025年初頭の両サイトでの冷凍商材の取り扱い開始に向け準備を進めるとしている。
mitorizでは、従来は断っていたメーカーからの冷凍商材の買い取り相談に対し、今後は対応が可能になる。これによりユーザーは商品選択の幅が広がり、より楽しく買い物し、広くロス削減にも貢献できる。
一方、ロジカムは、クライアントの冷凍商材(期限逼迫品)をmitorizの販路に乗せることも可能となり、ロス削減に貢献する。物流の提供だけとどまらず、フードロス削減ECと連携した新たなパッケージソリューションの提供も可能となる。