パナソニック傘下で電設資材を扱うエレクトリックワークス社は12月9日、3つの「共創」でソリューション事業を創出するR&D(研究開発)拠点「SHIOMER(シオメル)」を東京に新設し、本格稼働を開始すると発表した。顧客企業やパートナー企業との共創により、新ソリューションを創出するとともに、ソフトウェア技術者の採用活動の強化につなげる。
同日の記者説明会に登壇した最高技術責任者(CTO)の磯田雅章氏は「ソリューションの創出には、自前主義を脱し、他社との共創と協業が不可欠だ。顧客とパートナーとの共創による新しいR&Dの形に挑戦する」と、同拠点設立の狙いを語った。
SHIOMERという拠点名は、「潮目る」という同社の造語からとったもの。異なる分野、バックグラウンドの人々との共創を、異なる潮が集まり、混ざり合い、豊かな海を形成する潮目に例えた。合言葉は『ここで、潮目る?』だ。