米国半導体工業会(SIA)は12月5日(米国時間)、2024年10月の半導体売上高(3カ月移動平均)が前年同月比22.1%増、前月比2.8%増の569億ドルとなり、単月の過去最高額を更新したことを発表した。
SIAプレジデント兼CEOのジョン・ニューファー氏は、「2024年10月の半導体市場は、7カ月連続でのプラス成長を達成し、月間売上高の金額としては過去最高を更新する。通年で見ても好調に終えようとしており、成長率は約2割ほどの増加と予測されており、2024年6月時点に予測した前年比16%増を上回る勢いとなっている」と述べている。
SIAが承認したWSTSの2024年秋季予測は春季予測から上方修正がなされており、2024年通年の成長率は前年比19.0%増、売上規模は6269億ドルとしているほか、2025年も同11.2%増の6972億ドルと予測している。