forestはこのほど、「世界一正統なスウェットシャツを。」をコンセプトに掲げるLOOPWHEELER(ループウィラー)のEC事業おいて、業務提携を開始した。LOOPWHEELERの新しいECサイトサイトの立ち上げも支援した。
「日本るのモノを育み、世界を彩る」をミッションに掲げるforestは、日本に数多く存在する素晴らしいプロダクトの成長支援などを展開している。このほど、「世界一正統なスウェットシャツを。」をコンセプトに掲げるLOOPWHEELERのEC事業おいて、業務提携を開始した。
LOOPWHEELERは、代表の鈴木諭氏が1999年に立ち上げた日本のスウェットブランド。昔ながらの吊り編み機を使用して編まれたスウェット生地を、熟練した技術を持つ職人の手によって丁寧に縫製することで、唯一無二のMade in Japanのスウェットウエアを創り出している。吊り編み機でできた生地しか使わず、吊り編みものの新しい世界観を表現することで「TSURIAMI文化」、さらには日本古来の文化である古いものを大切にし、万物に魂や精神が宿っているのだという精神性を伝えて続けている。
LOOPWHEELERは、12月2日より海外向けのEC販売を本格的にスタートし、今回の業務提携によりforestは、LOOPWHEELERの新しいECサイトの開発、および英語サイトの構築に携わった。
▲新「LOOPWHEELER」公式通販サイト
LOOPWHEELER 鈴木諭代表は、「おかげさまで毎日多くの海外からのお客さまがいらしてくださりお買い物をしてくださっています。何でLOOPWHEELERを知ってくださったのかとお聞きすると、ほとんどの人たちが口コミだとおっしゃいます。これは日本でのLOOPWHEELERの広まりと同じことがおこっているなと。僕たちにとってはとても嬉しくありがたいことですので、やはり海外のみなさんへも自分たちの言葉でLOOPWHEELERの神髄を伝え、自分たちの手でループウィラーをお届けしたいと強く思うようになりました。しかしながら海外通販を僕たちだけの力で乗りこなすのはなかなか難しく、また僕たちの英語力だけではLOOPWHEELERを、吊り編みを正しく伝えることがなかなか難しいということを思い知らされました」と話す。
そんな折、forestの代表 湯原伸悟氏と、共同経営者の高橋彬マイケル氏に出会ったとし、「彼らは若い会社ですが、『次の100年を変える仕事として日本発ブランドを世界に届ける』という信念を持って上場を目指しておられます。事業のひとつとしてMade in Japan商品の越境ECサイト『omakase』を立ち上げ、日本製品や日本の伝統工芸品を取り扱い、海外のみなさんに自らの手で届けています」と語る。
「代表の湯原さんはLOOPWHEELERの大ファンで、千駄ヶ谷、大阪、福岡の3店舗を全て訪問してくださっていて、僕たちと一緒に何かをしたいと強く思っていただいていたことが決めてとなり、彼らと業務提携をしてLOOPWHEELERの通販事業をともに成長させていこうと気持ちを1つにしてスタートすることにしました。ブランド立ち上げの時からの理念であります『世界一正統なスウェット』をつくり、日本にしかない吊り編み文化を世界中の人たちに伝えることを自分たちの手でさらに進めるため、12月2日 新たな幕開けとなります。LOOPWHEELERを100年ブランドにするための新たなチャレンジにお付き合いいただけますと嬉しく思います」とコメントした。
forest 湯原伸悟CEOは、「LOOPWHEELERとの出逢いは、ある友人がLOOPWHEELERのスウェットを着ており、それをどこで買ったのかと聞いた足でそのまま千駄ヶ谷のお店に向かったのが最初です。初めて生地を触った時の、その柔らかさと温もりに感動したことをよく覚えています。それ以来LOOPWHEELERのスウェットは、平日も休日も私にとって欠かせないものとなりました。以前よりforest社内外で、私の正装はスウェットですと言い続けているくらいです。また、繰り返し洗っても、生地がほとんど痛まず、色落ちもしないので、何年も着続けているスウェットがいくつもあります」と話す。
「LOOPWHEELERの東京・千駄ヶ谷、大阪、福岡の3店舗では、世界中からお客様が日々来店されていらっしゃいます。それは、1960年代以降に急速に進んだ大量生産・大量消費型の商品ではなく、『本物のモノ』に触れたいという人達が増えていることを現わしているのではないかと思います。その方々が、自国に帰国した後でも、LOOPWHEELERの新しいスウェットを手に取る機会を増やすことで、日本の『本物のモノづくり』を世界中に拡げていくことができる。その一助に弊社forestがなれればと考えております」とコメントした。