セガフェイブは11月15日、商品回収したペットロボットの調査を完了し、自社ECサイトでの販売を再開した。
同社は今年2月、本物のネコのような手触りや行動が特徴のペットロボット「KIMIT(キミット)ラグドール」を自社ECサイトのみで発売した。商品の不具合により4月に商品回収し、不具合の原因や改善に関する調査を経て販売を再開した。12月10日以降に商品出荷を予定している。発売再開後の売れ行きは好調だという。
商品開発にあたっては、中国・深圳のロボット工学テクノロジー企業であるElephant Robotics(エレファントロボティクス)社と協業し、本物のようなリアルさにこだわった。
「Googleで広告を配信しようとしたら、『生きている動物は載せられない』とエラーが出てしまうほどリアルだ。品川区商店街連合会が主催するイベントに出展したところ、幅広い世代からの注目が集まった」(メディア部ディレクター・東方嘉基氏)と話した。
セガフェイブは今年4月、セガのアミューズメント機器事業をセガトイズへ吸収分割し、新会社として営業を開始した。