マネーフォワードは12月3日、「マネーフォワード クラウド会計Plus」で「マネーフォワード クラウド 会計Plus for GPT」を提供すると発表した。同機能はChatGPTと連携し、中堅・上場企業の経理財務業務に合わせて、生成AIが財務分析をサポートする。

機能の概要

同社では今年7月から「マネーフォワード クラウド会計」「同 クラウド確定申告」において、クラウド 会計 for GPTを提供。同機能は、会計データから財務状況を分析し、税理士への相談時に役立つレポートの生成や、簡単な財務アドバイスを行うことができる機能となっている。

今回、中堅・上場企業ユーザーからの要望を受け、クラウド会計PlusとChatGPTの連携を行い、マネーフォワード クラウド 会計Plus for GPTの提供を開始した。これにより、貸借対照表・損益計算書の異常値の検出といった、中堅~上場企業の経理部門に合わせた財務分析ができるという。

利用方法は、(1)ChatGPTにログインし、「GPTsを探す」→「マネーフォワード クラウド 会計Plus for GPT」→「チャットを開始する」を選択。

(2)「マネーフォワード アプリポータル」から、連携権限の付与を行い、(3)「マネーフォワード クラウド 会計Plus for GPT」のメニュー、またはチャット画面に表示されるサインインボタンから連携許可を設定する。(4)対象データ(事業者)を選択し、チャットの利用を開始する。