富士通は12月2日、AWS(Amazon Web Services)と3年間のグローバルな戦略的協業契約(SCA)を11月29日に締結したことを発表した。この協業は、これまで両社が締結していたモビリティ、金融、小売分野における協業を全業種へと拡大するものだという。

富士通は今回の協業を通じて、複数業種で培ったシステム構築のノウハウや、社会課題を起点とした事業モデル「Fujitsu Uvance」のオファリングを、AWSのクラウドサービスと連携する。最適化されたアーキテクチャを採用することで、より多くの顧客に対し経営や業務課題を解決するDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する。

また、AWSによるトレーニング支援により、富士通のAWS認定資格保有数を3年間で現状の約7000件から1万2000件規模へと拡大するという。これによりデリバリー体制を強化し、両社の共同提案強化による受注を含め800件以上の受注獲得を目指すとのことだ。

AWSのクラウドサービスへの移行支援を強化

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