宇宙で走る姿をイメージしたラッピング車両「スペースジムニー」の実車展示や、ドライビングシミュレーターによって“宇宙空間でスペースジムニーの運転体験が楽しめる”という子ども向けのイベントが、静岡・浜松市のスズキ歴史館で12月8日に開催される。
イベント名は「浜松から宇宙へ~スペースジムニーで飛びだす宇宙の旅~」。日時は12月8日午前10時~午後4時30分。参加無料だが、同館Webサイトで来館予約が必要だ。出品内容は以下の通り。
- 宇宙をイメージしたラッピング車両「スペースジムニー」の展示
- ドライビングシミュレーターを使用した「スペースジムニー」の運転体験
- 子供たちが宇宙について学べる展示物
- 「スペースジムニー」限定ステッカーの配布(2種類、数量限定)
同イベントは、地域活性化と“子どもたちに宇宙への興味を持ってもらうこと”を目的とし、Relicホールディングスで宇宙ビジネスを手がけるALTILANと、スズキ、ローランド ディー.ジー.の3社が連携して企画。
いずれも浜松に拠点を置く企業で、宇宙ビジネスの知見や新規事業開発の経験をもつALTILANがイベント企画・プロジェクトマネジメントを担当。スズキがジムニーの実車と、イベント会場となるスズキ歴史館を提供し、業務用インクジェットプリンターを製造・販売するローランド ディー.ジー.は水性レジンプリンター「TrueVIS AP-640」を使ったスペースジムニーの製作と、UV-LEDインクジェットプリンター 「TrueVIS MG-640」による限定ステッカーの製作を担当した。
2025年1月には3社で、浜松市内の小学校へスペースジムニーで訪問し、宇宙や宇宙での可能性をテーマにした出張講演を実施予定。ALTILANでは「宇宙とジムニーのコラボレーションを通じて、子どもたちが夢や希望を持ち、将来への可能性を広げるきっかけを提供する」としている。