マクセルは、産業機器のバックアップ用全固体電池モジュールを開発したと11月28日に発表。10年以上の寿命が期待できる全固体電池モジュールを搭載しており、産業用ロボットなどのエンドユーザーの電池交換作業の手間を省いたり、生産性低下を抑えたりできるようになるという。
同社が2023年から量産を始めた、繰り返し使える二次電池であるセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」を最大5個搭載し、電源としたモジュール。充電回路や昇圧回路を備え、全固体電池の安全性・長寿命と、セラミックパッケージ型の耐熱性も活かしており、一次電池からの置き換えや、産業機器の新製品への搭載も可能とする。
主な仕様は以下の通り。