SEMIジャパンは、半導体人材育成活動(SEMI Workforce Development)の一環として、大阪大学(阪大)工学部電子情報工学科1年および同大マテリアル生産科学専攻3年を対象とした「SEMI半導体産業大学連携講座」を半導体関連企業と協力する形で開始したことを発表した。
第1回目の講座は10月4日に開催され、SEMIジャパン代表の浜島雅彦氏が登壇して、半導体の入門概論のほか、30年間あまりにわたって半導体産業にてさまざまな業務に携わった経験などを語ったという。
同講座は2024年10月~2025年2月までの期間で全15回を予定。概論と最終製品の講義から始まり、半導体デバイス、製造装置、材料、部品・コンポーネントの順番で構成されており、学生が身近な分野から順番に半導体業界に関する事柄を学んでいくことで、半導体産業での多様な職業分野についての理解を深めてもらうことを目的としている。なお、SEMIでは同講座を通じて、半導体産業が多種多様な専門人材を求めていることと、その中で自身が活躍できる多様な分野があることを訴求していくとしている。