電通デジタルは11月15日、職場におけるLGBTQ+など性的マイノリティ(LGBTQ+)への取り組みに関する評価指標を定めた「PRIDE指標2024」において、最高評価である「ゴールド」を3年連続で受賞したと発表した。

「PRIDE指標」とは

「PRIDE指標」は、企業などの団体において、LGBTQ+に関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体「work with Pride」が2016年に策定した制度。

PRIDE指標では5つの指標に基づく項目で評価され、企業や団体は各項目における得点に応じて、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」が授与される。

電通デジタルのDEIの取り組み

同社は多様な人財が自分らしく、いきいきと働ける環境を目指し、「DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)」を推進している。

LGBTQ+に関する取り組みとしては、2021年1月にLGBTQ+の関連規則を改定し、配偶者を同性パートナーにも適用することで休暇制度や福利厚生サービスの利用を可能にした。

今年は新たな施策として、LGBTQ+の当事者たちに共感し、寄り添い、支援するアライ(Ally)への意識を向上させるプロジェクト「DD ALLY for all」を立ち上げた。

また、特定積立休暇制度の利用条件に、性別適合手術とホルモン治療を追加し、LGBTQ+当事者が社員の質問に答えていくオープントークを実施した。