2024年第3四半期のSiウェハ出荷面積は前四半期比6％増の32億1400万平方インチ、SEMI調べ

SEMI SMGの会長でありGlobalWafersの副社長兼主席監査人のリー・チャンウェイ(李崇偉)氏はSiウェハ市場について、「第3四半期のSiウェハ市場は、第2四半期から始まった成長傾向を継続した。在庫水準はサプライチェーン全体で低下しているが、総じて高い水準にあり、中でもAI向け先端ウェハ需要は引き続き堅調である。また、携帯電話や他の消費者関連商品向けSiウェハの需要も回復傾向を見せているものの、自動車ならびに産業向けSiウェハ需要は低迷が続いており、結果として2025年の傾向は上昇傾向を維持するものの、出荷面積全体は2022年の最高水準には届かないことが予測される」と濃淡併せ持った状態が続くとの見方を述べている。