日本電信電話(以下、NTT)は11月7日、2024年度第2四半期(中間期)の決算説明会を開催した。連結業績として、営業収益は6兆5906憶円で対前年同期比で2261憶円増(+3.6%)となったものの、営業利益は9203憶円と307憶円の減益(-3.2%)となった。営業収益は第2四半期としては過去最高益を更新した。
EBITDA(Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortization:税引前利益に特別損益、支払利息、減価償却費を加えた利益)は前年比で125億円増(+0.7%)の1兆6856憶円だった。データセンターをはじめとする成長領域でのキャッシュ創出が奏功した。
社長の島田明氏は「詳細は公表していないものの、第2四半期までは社内計画を上回る結果となった」と振り返りコメントしていた。
さらに、島田氏は「引き続き、顧客基盤の強化とネットワーク品質の向上を確実に実行しつつ、連結利益計画の達成に向けてコスト効率化の加速と法人ビジネスの拡大に取り組む」との展望を示した。