米Tenstorrentと日本の最先端半導体技術センター(LSTC)は11月5日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/人材育成(委託)」において、「最先端デジタルSoC設計人材育成」について採択されたことを発表した。
LSTCとTenstorrentでは、即戦力となり得る先端半導体設計人材を養成し、速やかに国内産業へ貢献できる人材を輩出することを目標として3つのコース(初級、中級、上級)からなる一貫した人材育成コースの設定ならびに推進を行っていくとしている。
初級コースは「基礎的な設計人材育成コース」で、世界の最先端EDAツールに特化した利用法を学ぶ講座となる。これは、受講者が比較的短期間に国内の半導体産業で必要とされる半導体設計の実践的な設計技術者およびアーキテクトとなることを目指すものだという。