自社ECサイトの構築・コンサルティングで業界トップクラスの支援実績を誇る、これからは支援プランをアップデートした。多様なメニューを統合し、クライアントを包括的に支援することで、より成果を高めることができるという。さらに、今年からクライアントの要望に応じてAmazon販売や海外ECの支援も本格提供している。
これまでコンサルティングのプランでは、SEO対策や広告運用、CRMなど支援領域ごとのプランを提供していた。しかし、そのプランだと、季節商材を扱うクライアントや、スポットで対策したいクライアントの課題に対して、柔軟に対応することが難しかったという。
「例えばお中元やお歳暮向けの商品を販売している事業者が、『この時期だけSNSを強化したい』と言われても、以前は追加でプランの契約が必要だった。しかし、スポットでの施策のためにプランの契約は難しく、支援できないケースがあった。当社のスタッフのスキルが上がり、社内の支援できる体制が整ったことで、1つのプランでフルサポートできるようになった」(川村拓也取締役)と話す。
プラン変更後は多様な支援メニューをオールインワンで提供できるようにした。クライアントの課題に応じて、タイムリーに支援することで、成果を最大化できるようになった。
<米国の現地ECも支援>
これまで自社ECサイトの支援がメーンだったが、昨年からAmazonへの出品・運用支援の提供を開始している。
「Amazon販売支援は今年から本格的にメニュー化した。クライアントから要望が多く、支援することにした」(同)と話す。
越境ECや海外での現地ECの支援も始めている。主に①米国「Amazon」への出品 ②「Shopify(ショッピファイ)」で海外向けサイトを構築 ③自社ECサイトに越境EC対応ツールを導入――の3パターンで支援している。
「日本にいながら海外に販売する越境ECだけではなく、米国の『Amazon』に出品して、在庫も現地のFBAに保管して販売するケースもある。『Shopify』も米国のアカウントで開設して、米国向けのマーケテイングを行い、現地のFBAから出荷することもできる。米国の『Amazon』と『Shopify』を同時に展開すると、より効率的に販売できる」(同)と話す。
<海外向け販促ツールも>
英語圏向けの広告自動運用ツールも提供している。
▲「AdSIST」の後継版として「BuzzEC」を国内向けにローンチ
「実は最近、もともと提供している広告の自動運用ツール『AdSIST(アドシスト)』の後継版として『BuzzEC(バズイーシー)』を国内向けにローンチした。より使いやすくパワーアップしている。その『BuzzEC』の英語圏向けShopifyアプリ『Buzzify(バジファイ)』もリリースした。延べ1万5000社以上が利用している『AdSIST』のノウハウを詰め込んでいるので、すでに成果も出せている」(同)と話す。
▲「BuzzEC」の英語圏向けShopifyアプリ「Buzzify」もリリース