NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は10月31日、静岡県沼津市と「自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する連携協定」を締結したことを発表した。

近年は時代や環境の変化と共に多様化する住民ニーズや新たな生活様式、デジタル化推進などの変化に柔軟に対応できる持続的なまちづくりが求められている。これに対しNTT Comは、市民生活の利便性向上に向けた地域独自のプラットフォーム構築やICTを活用した行政の働き方改革に取り組んできた。

一方の沼津市では、「人・まち・自然が調和し、躍動するまち」を将来の都市像として掲げ、デジタルの力も活用したまちづくりを進めている。そこで両者は今回の協定において、これまでにそれぞれが培った知見を最大限に活用し、沼津市の持続可能なまちづくりを推進する。

具体的には、生成AIなどの先端技術を活用した市民サービスの向上に関すること、デジタル技術を活用した持続可能なまちづくりに関すること、市政情報の効果的な発信に関すること、全庁的な業務改革およびデータ利活用の推進に関すること、DX推進に係る人材育成に関すること、その他目的を達成するために必要と判断した取組みに関することに取り組む。