板金ソフトウェアソリューションベンダのLantekは、板金用CAD/CAM「MetaCAM」を販売するエフエーサービスと戦略的パートナーシップを締結。日本の板金市場への取り組みを強化することを発表した。
今回の提携により両社は、高度な見積ソリューション、製造実行システム(MES)、データ駆動型AIテクノロジーを含む包括的なソリューションパッケージの提供に重点的に取り組むとしている。また、両社は協力して、生産効率を最適化し、現代の板金加工の複雑な要求に対応するようにカスタマイズされた最先端のマルチベンダーソフトウェアソリューションの提供に向けて。エフエーサービスの業界における専門知識とLantekの革新的なテクノロジーを組み合わせていくとしている。
なお、今回の提携についてLantekのアルベルト・ロペス・デ・ビニャスプレ(Alberto Lopez de Binaspre)CEOは、「エフエーサービスとの提携により、Lantekは日本の顧客のニーズにさらに応えることができるようになる。エフエーサービスの日本における専門知識とチーム、Lantekの先進技術を駆使することで、日本全国で板金加工の大きな進歩を推進する体制が整った」とコメント。一方のエフエーサービスの吉田純 営業部長は、「Lantekとの提携により、日本の顧客にさらなる価値を提供できるようになる。Lantekの高度なソリューションを統合することで、最新のデジタルツールを提供し、製造プロセスを最適化するとともに、生産性を高めることが可能になることから、進化する市場で競争力を高めることができるようになる」とコメントしている。