電通デジタルは10月28日、Brazeが提供するカスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Braze」を活用し、企業と顧客の間のモバイルコミュニケーションをリアルタイムで最適化するサービスを本日より提供開始すると発表した。

「Braze」の概要

Brazeは、データウェアハウスや顧客データ統合プラットフォーム(CDP)など他のソリューションと連携することで顧客の属性や行動、嗜好に基づき、リアルタイムでパーソナライズされたコミュニケーションを提供する。

10月24日、LINEへの配信機能も追加されたことで、モバイルを中心としたCXの最適化がより強化された。

モバイルコミュニケーション最適化サービスの特徴

今回、電通デジタルはより高度なCXの実現に向け、プランニングから導入、伴走支援まで一気通貫で支援可能な、Brazeを活用した以下の5つのサービスラインアップを整備した。

Braze統合CX戦略コンサルティング

LINEをはじめとしたモバイルアプリを含めた統合的なCX戦略の立案およびBrazeを活用したマーケティング施策のプランニングを行う。サービスのカスタマージャーニーの作成により、顧客の購買・利用行動をマッピングし、最適な体験を設計する。

マーケティングアーキテクチャ診断・To Beデザインサービス

現在のマーケティング施策やアーキテクチャの診断を行い、ボトルネックとなっているポイントを可視化する。配信基盤の統合と周辺アーキテクチャの見直しによる改善提案を提供する。

Braze Starter Pack

現在のマーケティングオートメーション(MA)環境を把握し、短期間でBraze環境の構築を支援する。

Braze PoC(実証実験)サービス

「Braze Starter Pack」で早期に構築したBraze環境を基に、施策面、オペレーション面、データ連携面でのPoCを実施し、評価レポートを提供する。

顧客接点最適化サービス

Brazeを活用し、LINEをはじめとしたモバイルアプリ、Webサイトなどの顧客接点に対する改善施策の立案や、リニューアルを含む大規模な改修サポートを提供する。