ミツカングループのZENB JAPAN(ゼンブジャパン)は10月16日、米麹関連の商品を開発・販売するオリゼとコラボレーションした商品を発売した。商品開発を務めたZENB JAPANの野田凌太郎氏は認知拡大方法について、「SNSを中心に『ZENB(ゼンブ)』や『ORYZAE(オリゼ)』のユーザーへの告知がメーンとなる」と話す。
商品名は「ZENBグラノーラ」。黄えんどう豆100%でできたパフにオリゼの米麹ソースで甘み付けをしているグラノーラだ。優しい甘さが特徴だという。「ビーツ&カカオ」「パンプキン&シナモン」の2種をZENB JAPANの自社ECサイトにおいて3000袋限定で販売している。
商品開発の経緯について、「オリゼの『発酵の力を生かし、地球にもやさしい食を届ける』というビジョンに共感し、こちら側からお声がけさせていただいた」(野田氏)と話す。
オリゼの米麹ソースを使用することで、自然な甘さのグラノーラを開発し、消費者に新たな食の楽しみを提案する。
「糖質オフで食物繊維が豊富なナチュラルな甘さのグラノーラを開発し、今までより高い栄養素を持つグラノーラを提供することで、朝食からおやつのシーンまで楽しめる新たなグラノーラの価値を提供することが狙いだ」(同)と説明する。
▲オリゼとコラボレーションしたグラノーラを発売
顧客ターゲット層は食を通して美容や健康を気にしているグラノーラユーザーや、グルテンや甘さを気にする人などだという。現在は両社のブランドユーザーへSNSで情報発信を行い、商品の認知拡大を図っている。
「大規模なインフルエンサーマーケティングは実施していないが、一部ファンへのギフティングは実施している」(同)と話す。