東日本電信電話(以下、NTT東日本)は10月24日、テルウェル東日本と共同出資し、キャンプ・まちづくり分野のフィールドDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じた地域活性化を進める新会社「NTT Landscape」を11月1日に設立することを発表した。

近年はキャンプ需要が高まっている一方で、全国のキャンプ場の約4割を占めるという公営キャンプ場は多くの自治体の財政を圧迫しており、施設運営の民間委託や、DXを活用した経営効率化が求められている。また、域外からの誘客や地域回遊を通じた人流促進も課題とされる。

このような背景に対しNTT東日本グループは、公営キャンプ場のDXによる運営効率化を通じて、自治体の財政改善とキャンプ場の魅力向上による域外からの人流促進を目指す。さらには周辺施設への送客や地域経済の活性化へ貢献するべく、新会社を設立する。