MONET Technologiesは10月23日、乗降ステップや専用クーラーを搭載したMaaS向けの「ユニバーサルサービス車両」を開発し、自治体や企業向けに販売およびレンタルで提供を同日より開始した。
「ユニバーサルサービス車両」は、トヨタのハイエースをベースとして、MONETが利用者の意見を基に車内の機能性向上を目指して開発。大容量サブバッテリーを搭載し、エンジンが停止した状態でもクーラーやヒーターを使用することが可能。
また、室内格納式の乗降補助3段ステップ(手すり付き)を搭載し、車高が高い車両への乗り降りに不安を抱える高齢者でも安心して利用可能。ステップの展開や格納はレバーのみで操作できる。
さらに、オプションとして車いす用電動昇降リフトを搭載することで、車いすの利用者でもスムーズに乗り降りできるようになるほか、車両へのアンテナや無線LANルーターの設置にも対応。これらの機能により、医療MaaSや行政MaaSなど多様な移動サービスに適する。