TISインテックグループのTISとTISシステムサービスは10月21日、IT運用に必要な基本機能に加えて自動化やAIを活用した高度な運用を支援する統合的なプラットフォーム「統合システム運用管理サービス」の提供を開始することを発表した。
これにより、企業の情報システム部門は複数のIT運用サービスを組み合わせる必要がなくなり、IT運用に必要な全ての情報を集約し可視化できるようになるという。IT運用効率の向上や運用コストの削減が図れるとのことだ。
提供を開始する統合システム運用管理サービスは、ITシステムの運用に必要な基本機能からAIや自動化などの運用を一元化し、統合的なプラットフォームとして利用可能なサービス。TISが培ってきたシステム運用実績やノウハウを活用し、IT運用に必要な情報を集約するとともに保守と運用まで一体となったスピーディなIT運用を支援するサービスとして提供する。
同サービスではシステム稼働状況の表示といった基本機能から、障害予兆監視といった高度な運用まで企業ごとのニーズに応じてカスタマイズ可能。クラウドやオンプレミスを問わずに複数のIT運用サービスを統合可能だという。
また、AIOpsなど自動オペレーションにより、障害予兆監視やアプリケーション監視(APM)といった複数のオプションメニューを提供する。
ITシステムの稼働状況はポータルのトップ画面に可視化され、タイムリーに確認可能。システム保守や障害対応等のアジリティを確保する。脆弱性管理やセキュリティ監視における監視状況を可視化し、チケット管理を統合。セキュリティ運用の効率化や実効性のある企業内CSIRTの実現に寄与する。