電通デジタルは10月11日、インフルエンサーを起用したタテ型動画広告施策において、企画から実行、分析まで一気通貫で実施し、パフォーマンスを最大化する独自の支援モデル「ヒト×タテMarketing framework」を開発し、同モデルを活用したサービスを提供開始すると発表した。

「ヒト×タテMarketing framework」とは

同社は、インフルエンサーとタテ型動画広告を組み合わせた施策における課題を解決するため、「ヒト×タテMarketing framework」を開発。

同モデルは、SNSマーケティングにおける支援を行い、各SNS系プラットフォーム事業者と広告事業やデータ事業で協業を行う、社内横断組織で構成したSNSスペシャリスト集団「Social Connect Group」によって開発された。

「ヒト×タテMarketing framework」における4つのステップ

「ヒト×タテMarketing framework」では、4つのステップをベースに、Social Connect Groupが、電通デジタル・国内電通グループ(dentsu Japan)の独自のソリューションを活用しながら統合的にプランニング支援する。

  • 「ヒト×タテMarketing framework」における4つのステップ

ステップ1の「調べる」では、電通デジタルの分析ソリューション「Tribe Driven Marketing」を活用し、ブランド名・商品名・カテゴリ名などのハッシュタグでSNS上のユーザー生成コンテンツ(UGC)を分析。そこから「発話ユーザーの属性」や「語られている内容」を特定し、クライアント企業がSNSマーケティングの中で訴求するポイントの創出などの“勝ち筋のヒント”を見つける。

ステップ2の「見つける」では、STEP1の調査結果をもとに、理想的なインフルエンサー像および選定基準をより具体化し、キャスティングを行う。

ステップ3の「作る」では、クリエイティブ専門グループが最適なインフルエンサー×広告クリエイティブを制作し、適切な配信プラットフォームの選定、広告プランの策定を行ったうえで、広告出稿・運用を行う。

ステップ4の「分析する」では、データクリーンルームを活用して、広告データと国内電通グループ(dentsu Japan)の独自データ、外部の購買データなどを安全に連携し、インフルエンサーを活用した広告配信における購買への貢献度などを分析する。