インターネットイニシアティブ(IIJ)とウズベキスタン共和国の国営通信事業者であるUzbektelecom Joint Stock Company(ウズベクテレコム)は10月10日、ウズベキスタンおよび中央アジア市場におけるネットワークセキュリティ分野のサービス開発で協業すると発表した。
協業の第一弾としてウズベクテレコムは、IIJが海外向けに提供している統合ゼロトラストセキュリティサービス「IIJ Safous(セーファス)」と、自社のネットワークサービスを組み合わせた独自のセキュリティサービスを開発し、ウズベキスタンをはじめ中央アジア市場に展開する予定だ。
同協業は、近年急成長するウズベキスタンのICT市場において、セキュリティサービスやクラウドサービス、その他ネットワーク関連サービスを活用し、顧客企業のDXを推進する狙いがある。
ウズベキスタンにおけるアウトソーシングサービス分野は、2024年から2029年の間に年間平均12.53%の成長が見込まれており、両社はファイアウォール機器の運用管理サービスなどにも協業範囲を広げていく予定とのことだ。