PFUは10月8日、電子帳簿保存法(以下、電帳法)に対応した電子ファイリングサービス「あんしんエビデンス管理(DocuWare Cloud)」の提供を開始する。電帳法の法令要件に対応したソフトウェアと、税理士の袖山喜久造氏が法令要件の対応機能を監修し、弁護士の牧野二郎氏が推薦する導入ガイドをパッケージ化して提供する。

今回販売を開始する「あんしんエビデンス管理(DocuWare Cloud)」は、OCRやワークフロー、他システムとの連携機能を標準搭載し業務プロセスをデジタル化するコンテンツ管理サービス「DocuWare」をデータの保管先とする。

取引書類のテキストデータ化による入力作業効率化とデータ活用の促進、数量や金額などの自動照合によるチェック作業削減、承認・確認フローの電子化による業務スピードの向上と進捗の可視化による経理業務の効率化、電帳法対応をワンパッケージとして提供する。

同サービスは業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」と組み合わせることにより、電帳法スキャナ保存に対応可能となる。また、さまざまな電子取引の文書を、電帳法に対応するように保存できる。さらに、ドキュメント業務をデジタル化する機能により業務効率化を促進し、経理業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するとのことだ。

  • 業務フローのイメージ

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  • 導入ガイド

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