GMOインターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ&AIは10月7日、10月4日にSpreadyと新規事業開発領域における相互サービスの利用に関する業務提携契約を締結したことを発表した。
業務提携の概要
今回の業務提携を通じ、GMOリサーチ&AIが提供しているパッケージ型調査サービス「GMO Ask for 新規事業開発」とSpreadyが提供しているインタビュープラットフォーム「Spready」が連携する。
「GMO Ask for 新規事業開発」は、事業会社の新規事業開発部門やスタートアップの経営層向けのパッケージ型調査サービス。認知度計測モジュール、コンセプト評価モジュール、競合ベンチマークモジュールの3つの調査モジュールが用意されている。
「Spready」は新規事業に必要な出会いをワンストップで提供するインタビュープラットフォームで、企業が求める人材を、個人ユーザーから紹介してもらうことでマッチングを行う。
両サービスの連携ではユーザーリサーチ(定量調査)とユーザーインタビュー(定性調査)を組み合わせることで、新規事業開発における調査結果の精度を向上し、実践的な戦略の構築や、プロジェクト成功への一助に貢献するという。
業務提携によるサービスの詳細
業務提携においては、GMOリサーチ&AIがユーザーリサーチで、調査のプロが監修した調査モジュールを活用して高品質なデータから課題を絞り込み、Spreadyがユーザーインタビューで、聞きたい人に簡単に聞けるプラットフォームでデータの背景や理由、ユーザー感情を深く探る。
この2つのサービスを組み合わせ、調査結果の精度や深さを向上させることで、新規事業開発における解決策の解像度を上げ、担当者の意思決定の精度を高めるサポートをする。
同サービスを利用することで、調査設計、インタビュー設計などの工数を大幅に減らすことができ、新規事業開発をスピーディーに進めることが可能となる。