マネーフォワードは9月26日、中堅企業・上場企業向け会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計Plus」と、個別原価管理システム「マネーフォワード クラウド個別原価」の「部門マスタ」を共通化したと発表した。
プロジェクトマスタの共通化に続く、第2弾として部門マスタを共通化
同社では、複数プロダクトを利用する際にマスタの二重メンテナンスをする必要なく、一度の追加・更新・削除で、マスタが最新の状態を保つために、マスタ共通化に取り組んでいる。
これまでに、マネーフォワード クラウド会計Plusとマネーフォワード クラウド個別原価において、プロジェクト会計で活用する「プロジェクトマスタ」の共通化を行っており、第2弾として部門情報を管理する部門マスタの共通化を実施した。
これにより、両サービスで相互に部門情報の登録・編集・削除ができるほか、これらのプロダクトを併用するユーザーは部門情報を登録またはメンテナンスする際に、いずれかのサービスで部門マスタを編集するだけで、相互のプロダクトにリアルタイムでデータが自動反映される。転記ミスやメンテナンスの手間・コストを削減することを可能としている。
今後は、「マネーフォワード クラウド」のそのほかのサービスについても部門マスタをはじめ、各種マスタの共通化対応を予定している。