米Adobeは9月11日(米国時間)、先行公開されていた「Adobe Firefly Video モデル」を使った生成AI動画機能を日本で公開した。
テキストから動画生成機能と画像から動画生成機能
新しいAdobe Firefly Video モデルは、アドビのイメージング、デザイン、ベクター作成のための基盤となる生成AIモデルのファミリーを拡張するもの。Adobe Creative Cloud、Adobe Experience Cloud、Adobe Expressのワークフロー全体に統合される。
また、今年後半には、Adobe FireflyのWebサイトにて「テキストから動画生成」と「画像から動画生成」機能が利用可能となり、動画編集ツールの「Adobe Premiere Pro」に直接組み込まれる予定。
テキストから動画生成機能では、テキストプロンプトから動画を生成したり、アングル、モーション、ズームなどのさまざまなカメラコントロールにアクセスして動画を微調整したり、画像を参照してタイムラインのギャップをシームレスに埋めるBロールを生成することが可能。
また、画像から動画生成機能では、静止画やイラストを実写クリップに変換する。β版のリリースについては、ウェイティングリストが用意されている。
なお、β版のウェイティングリストに登録しておくと、Adobe Firefly Videoモデルがベータ版で利用可能になり次第、通知を受け取ることができる。