オルツは9月5日、東京証券取引所よりグロース市場への新規上場が承認されたことを発表した。上場日は10月11日の予定で、同日以降は取引所において普通株式の売買が可能となる。
オルツは2014年11月に設立。「P.A.I.」(パーソナル人工知能)やAIクローンをつくり出すことによって、人の非生産的労働からの解放を目指す。また、AIの対話エンジンの開発から生まれた音声認識テクノロジーを活用したCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」をはじめ、altBRAIN、AIコールセンター、CLONEdevなど、さまざまなビジネス上の課題解決を支援するプロダクトを手掛ける。
同社は「個人の記憶の永遠化・意思の再現・個人の価値の最大・永遠化により自律社会の実現を加速させるパーソナル人工知能」の開発を目指し、「ラボーロからオペラへ」と「私たちの存在を永久にする」の2つをMission(使命)に掲げている。今後も、労働(Lavoro)から解放され、アーティスティックな営み(Opera)に没頭できる世界の実現を目指すとしている。