invoxは9月4日、請求書受領サービス「invox受取請求書」の新機能として「調達の最適化(コスト削減)」の提供を開始した。新機能は従来のコスト削減コンサルティングサービスにおいて負担となっていた分析業務を請求書受領サービス「invox受取請求書」に蓄積したデータを分析することで調達の最適化(コスト削減)を実現できるという。

新機能の概要

新機能は企業の調達活動を最適化し、調達を見直すことでコスト削減や環境負荷の軽減(グリーン調達)、在庫管理の効率化、サプライチェーンの強化などの効果が期待できるとのこと。

  • コスト最適化は利益改善にダイレクトにつながるとい

    コスト最適化は利益改善にダイレクトにつながるという

一般的な調達の見直しはデータ分析から社内調整・取引先との交渉など、多岐にわたることから、専門知識を持ったコンサルタントがコスト削減に向けて活動することになるほか、実際の削減効果は分析をしないと把握できないため、削減額に応じた成功報酬型で提供されるサービスが主流になっている。

この場合、企業規模による分析業務の手間はさほど変わらないため、削減効果を期待できるとともに、サービス提供者が売り上げが期待できる大企業のみにサービス提供が限定されてしまっているのが現状だという。

invox受取請求書に蓄積したデータを分析することで分析業務を自動化し、従来のコスト削減コンサルティングサービスにおける手間とリスクを削減しながら、調達の最適化を必要としている中小企業にまで調達の最適化サービスを提供できると考え、サービス化に至った。

なお、新サービスはinvox受取請求書に登録されているデータが分析対象となるため、仕訳データの生成が可能なinvox受取請求書のベーシックプラン以上を利用している必要がある。