人材サービスを手掛けるアデコが9月4日に発表した仕事に関する比較調査結果によると、Z世代(1996年から2012年の間に生まれた世代)の約4割がスマホのみで業務用の資料を作成することがあり、約2割はほぼ毎日スマホのみで資料を作っていることが明らかになった。
同調査では、全国のX世代(1965年から1979年の間に生まれた世代)・Y世代(1980年から1995年の間に生まれた世代)・Z世代の3世代2050人(X世代:750人、Y世代:800人、Z世代:500人)の働き手を対象に、働き方や仕事に対する考え方について聞いた。
調査結果によると、会社からPCとスマホの両方、もしくはスマホのみを貸与されている働き手において、Z世代では約2割がほぼ毎日スマホのみで業務用の資料を作成していると回答。一方、X世代とY世代では1割程度だった。
また全体の約3割が、業務で生成AIを使用することを許可されていると回答。一方、同じく3割程度が使用を禁止されていることが分かった。Z世代は業務に生成AIを活用する頻度がもっとも高く、2割以上がほぼ毎日使用していると回答した。