AGCは9月2日、台湾・新竹に、化学製品のテクニカルサービス拠点「AGCケミカルズテクニカルセンター(AGC Chemicals Technical Center)」を2024年10月に開設する計画であることを発表した。
同センターの開設により、半導体産業が活発な台湾でのマーケティング活動の強化を図っていくほか、迅速な技術サービスの提供につなげたいと同社では説明しているほか、こうした取り組みを通じて、顧客の製造・開発条件に合わせて化学製品の評価や分析を速やかに行うことを可能にするとも説明している。
また、現地にて半導体・電子材料市場における最新のニーズを把握することで、顧客の技術ロードマップに沿った化学製品の提案や、新製品の研究開発につなげることを目指すとしており、今回のテクニカルサービス拠点の開設により、半導体・電子材料関連のソリューション提供拡大を進めていくとしている。