三井物産は8月30日、世界的な人材最適配置を実現するグローバルデータプラットフォーム「Bloom」の2024年末の全世界導入に先立ち、「グローバルタレントマネジメントポリシー」と「『未来をつくる』人をつくる(人的資本レポート)2024」の公開を行った。

世界レベルの人材戦略を展開する三井物産がグローバルタレントマネジメントポリシーと人的資本レポートを公開

「Bloom」は、三井物産、三井情報、アビームコンサルティングが人材の適材適所を進め幅広い事業領域に自在に配置することで新価値創造を図る目的で開発された次世代型人事データプラットフォーム。2022年10月より、アジアパシフィック・東アジア地域で稼働を開始し、2024年末に全世界で導入が予定されている。

グローバルタレントマネジメントポリシー(公式Webサイト)

同社はそれに伴い今回、全世界の同社社員と三井物産の「タレントマネジメント」の世界共通の基本方針を共有するため「グローバルタレントマネジメントポリシー」を公開する。内容は、同社のタレントマネジメントの考え方、人材戦略、企業風土、育成、機会、目指すべき人材の姿などをまとめたものでWebサイトで確認できる。

「未来をつくる」人をつくる(人的資本レポート)(公式Webサイト)

「『未来をつくる』人をつくる(人的資本レポート)2024」は、同社の新人事制度導入や女性活躍推進などの人材育成の取組、企業理念や方針等により自発的に社内貢献を行う人材を育成する「社員エンゲージメント」向上のための措置などをデータ化したもの。人的資本に関する情報の定量化・分析・開示のめのガイドライン「ISO30414」認証を取得しており、同社のグローバル視点での人材活用の取組がデータと共に可視化されている。内容は、Webサイトより確認できる。

同社では2023年5月、「中期経営計画2026 ~Creating Sustainable Futures~」において人材戦略として強い「個」育成、適材配置の実行を重要戦略として掲げており、今回の資料公開もその流れの一環となる。