WeCapitalは8月28日、あらゆるものを投資対象としてビジネスの挑戦者とファンが出会う場所をつくる投資・配当型クラウドファンディング「ヤマワケ」の本格提供に向けた第一弾として、「融資型(貸付型)」のクラウドファンディングサービスを開始することを発表した。
ヤマワケとは、新しい挑戦がしたい中小企業と、その挑戦に共感しプロジェクトを応援したい投資家を結びつけることを目指すサービス。事業者はプロジェクト単位で資金を募れるため、銀行借入や新株発行をすることなく新しいチャレンジが可能となる。
投資家は従来の株式投資では企業単位の投資となるため、特定のプロジェクトに自身の投資が直結するとは限らなかった。しかしヤマワケでは、自身が応援したいプロジェクトに企業への貸付を通じて直接投資ができるため、投資の機会が広がるという。
融資型クラウドファンディングでは、第二種金融商品取引業者である取扱業者(WeCapital)がヤマワケのプラットフォームを通じて投資家に対し出資を募る。集まったお金を受け取った営業者(ヤマワケレンディング)がお金を借りたい企業に対して貸し付けを行う。借入企業が営業者に元本と利息を返済し、その返済資金を原資として取扱業者を介して各投資家に分配・償還を行う。