Microsoftは現地時間2024年8月27日、Windows Terminalプレビューがバージョン1.22に達したことを公式ブログで報告した。Windows TerminalプレビューはMicrosoft StoreやGitHubから入手できる。合わせて安定版のバージョン1.21はIME関連の改善が行われ、日常的にMS-IMEなどを使用する我々には有益なバージョンとなった。
本バージョンではビットマップを容易に表示するSixel(シクセル)形式をlibsixelなどでサポート、これまでもpng形式をサポートしていたが、新たにSixel形式の画像表示を可能にしている。また、日々の作業をsettings.jsonに記録して翌日の作業開始時に呼び出せるスニペット機能をサポート。内容を編集するウィンドウUIも用意する。コマンドプロンプト愛好家向けには新たにQuick Fixを用意した。実行したコマンドが未インストールの場合、winget経由でインストールできる機能だ。PowerShellモジュールのMicrosoft.WinGet.CommandNotFoundと同様の機能を期待できる。
さらにConPTY バージョン1を刷新して、TUI(テキストユーザーインターフェイス)の応答性を向上させた。他にも絵文字を正しく入力するためのGrapheme(書記素)クラスターも加えている。