トヨクモは8月27日、同社提供のグループスケジューラー「トヨクモ スケジューラー」に「kintone」との同期機能を実装したことを発表。スケジューラーのデータを活用し「kintone」で、リアルタイムの業務管理、業務分析、施設管理アプリの作成が可能になる。
「kintone」との同期によりスケジュールデータを活用した様々なリアルタイムアプリの作成が可能に
「個人ビュー」や「グループビュー」などの見やすいUIに「空き時間ビュー」や社外用に専用ページを作成しURLをシェアして日程を調整する「日程調整ページ」機能など、時間調整に特化した機能を持つグループスケジューラー「トヨクモ スケジューラー」。施設予約機能やメンバーの予定検索、連絡用のコメント機能などグループでの利用を想定した複数の機能を備え、「kintone」や「cybozu.com」との高度な連携機能のほかGoogle Workspaceからの情報読み込み、Zoom、Google Meet、Microsoft TeamsでのミーティングURL発行とミーティングに便利な連携機能を持つ。
今回「kintone」との自動同期機能が実装され、トヨクモスケジューラー上で業務予定を追加すると「kintone」に反映できるようになる。"予定"をデータとして扱えるようになるため、チームの業務予定や業務時間をリアルタイムで一元管理するアプリケーション、来訪や訪問、オンラインなどのデータから商談の成功率を分析するアプリや営業成績管理アプリ、施設や備品の予約データから稼働率を分析するアプリの作成など、データを活用したkintoneによるアプリ作成の幅が広げられる。また、kintoneデータ活用支援ツール「DataCollect」のアプリ間集計サービスを利用することで、部署単位の会議所要時間分析アプリや外部予約データからサービス需要のトレンドを分析するアプリなども作成可能だ。
「トヨクモ スケジューラー」は利用者が10ユーザー以下の場合は無料利用、10ユーザー以上の場合は契約ユーザー数(契約ユーザー1人あたり月額200円)で価格が変動する「スタンダードプラン」、ユーザー数を選択して月払い/年払いが選択できる「ビジネスプラン」が用意されている。詳細はWebサイトで確認できる。