「Mackerel」公式サイト

はてなは8月26日、同社のサーバー監視サービス「Mackerel」において分散トレーシング機能「Vaxila」の提供を開始したことを発表した。既存「Mackerel」ユーザーは利用申込をすることで無料で利用できる。6月にVaxila Labs社から事業譲渡を受けたVaxila(ヴァキシラ)は、CNCF(Cloud Native Computing Foundation)プロジェクトが進めるテレメトリデータ収集のためのフレームワーク「OpenTelemetry」に対応する分散トレーシングを可能とするサービスで、複数のサービスを通過するリクエストの流れを追跡し可視化できる機能をもつ。

従来のサーバー監視・管理の領域から可観測プラットフォームへの拡大を目指すMackerelでは、OpenTelemetryを基盤とした機能への対応強化や開発を進めており、2024年11月1日にOpenTelemetry対応機能の正式リリースを予定している。